建築家 安藤 忠雄
- 1941年 大阪生まれ
- 1969年 安藤忠雄建築研究所設立
- 1987年 イェール大学客員教授
- 1988年 コロンビア大学客員教授
- 1990年 ハーバード大学客員教授
- 2003年 東京大学名誉教授
- 1979年 「住吉の長屋」で日本建築学会賞
- 1993年 日本芸術院賞
- 1995年 プリツカー賞
- 2003年 文化功労者
- 2005年 国際建築家連合(UIA) ゴールドメダル
- 2010年 ジョン・F・ケネディーセンター芸術金賞、後藤新平賞、文化勲章
- 2012年 リチャード・ノイトラ賞など受賞
- 2013年 フランス芸術文化勲章最高位コマンドォール受賞
- 2015年 イタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャーレ章
- 2016年 イサム・ノグチ賞
代表作に「光の教会」「大阪府立近つ飛鳥博物館」「淡路夢舞台」「FABRICA(ベネトンアートスクール)」
「フォートワース現代美術館」「東急東横線渋谷駅」「プンタ・デラ・ドガーナ」など。
- 淡路夢舞台
- 光の教会
- 真駒内滝野霊園
装飾古墳館 設計コンセプト
駐車場から建物への竹林の中を歩んでいくうちに、
来館者は古代の息吹を自然と感じることになる
敷地は県北部に位置し、周辺には墳丘の姿、形の美しさとも日本で屈指の前方後円墳である双子塚古墳を有する岩原古墳群が散在している。
この博物館は、単なる展示のためだけの建築としてではなく、古墳群と周辺環境をも、一体として見せようとする環境博物館である。そのため、建物を古墳群が一望できるような基壇として考えられた。
来館者は、鹿央物産館の駐車場に降り、木立の中の昇り坂の沿道を歩いて、建物へたどり着く。屋外階段を昇ると、視界一杯に緑の中の古墳群がひろがる。
人々は、この場所で、過去から現在へと続く雄大な時間の流れを感じることであろう。
装飾古墳館への想い
装飾古墳館は熊本アートポリスのフラッグシップとして、平成4年に安藤忠雄氏の設計で完成しています。安藤氏は古墳館の設計コンセプトの中で、「肥後古代の森」鹿央地区に残る前方後円墳(岩原双子塚古墳)ほか8基の円墳と周辺環境を一体として、そのまま見せようとしたと述べています。その方法として古墳館に直接アプローチするのではなく、駐車場から静かで緑豊かな森を通り抜けて、館へ向かわせる設計にしています。
古墳館と目の前に広がる古墳群を対比し、日常と非日常、過去と現在を分かつ空間を意識したと述べています。
装飾古墳館は前方後円墳である岩原双子塚古墳をイメージして、点対称の位置に建てられています。屋上から続くスロープを下りて本館に入り地下にある装飾古墳室に行くように導線が計画されています。
建物の外観はコンクリートの打ちっぱなしで春には芝生の緑と建物の灰色のコントラストが美しいと評判です。
この様な方にも
装飾古墳館は写真撮影OK!博物館には珍しいこんな利用されている方もございます!
壮大なコンクリート建造物は圧巻です!
ぜひぜひお気軽にお越しください!そして古墳にもぜひ興味もってください!
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