くまもと県民カレッジ パレアミュージアム第11講
10月28日(火)、くまもと県民交流館パレアにおいて、当館の上村館長が「鞠智城のヒミツ教えます」と題して講演しました。
5年間に及ぶ整備担当者としての経験と、30年にわたる様々な立場での鞠智城との関りから得た知見を基に、「現代の地方自治体が国から築城を命じられたらどうする?」の視点から、これまでとは違った切り口で古代山城の姿を披露しました。
話の概要は次のとおりです。
〇 鞠智城のここがスゴイ!
〇 何のために築かれた?
〇 この場所に築かれたのはなぜ?
〇 誰がつくったの?発注者⇒設計者⇒施工管理者⇒請負業者⇒労働者
〇 予算はどのようにして工面した?
〇 負債はどのようにして返済したの?
〇 城の規模は?ここまで大きくした理由は?
〇 六国史に記された奇怪な現象の背景⇒「兵庫の鼓、自ら鳴る」
〇 八角形建物は何に使われた?
〇 鞠智城を「大化の改新」で理解しよう
〇 肥後古代の森5地区を知れば、鞠智城の謎が腑に落ちる?
〇 鞠智城跡整備事業は、様々な分野の事業の混成体
90分という限られた時間では十分にお伝えできませんでしたが、来年3月1日(日)
には、懲りもせずに、鞠智城研修施設でさらに踏み込んでお話ししたいと思います。


