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学芸員のお仕事紹介~展示設営編~

 不定期でお伝えしています学芸員のお仕事紹介です。今回は2月13日(金)から開催している企画展~装飾古墳の魅力その2「石障古墳の中の四角いキャンバス~小田良古墳・千金甲1号墳」~展示設営編です。

 展示撤収後、どのように展示室が作り上げられるのか、覗いてみましょう!

パネルを壁に固定します。小さいピンを金槌(かなづち)で打ち付けます。学芸員の話ではピンを差し込む角度にも秘訣があるそうです。(おやっ、意外と器用です。)
設営中の展示室です。台車やテープ、工具等が置かれています。天井のスポットライトは位置や角度を微妙に変えることができます。パネルや展示物をベストな状態でお見せできるように、照明にも気を配り、色々試してみます。
壁をよく見ると黄色い糸が引っ張ってあることが分かりますね。この糸は「水糸(みずいと)」と言って、水平を測るために使います。パネルを正確に配置することで、ぐんと見やすくなるんです。
展示ケースにも水糸が張られています。手前のパネルはこれから設置するために仮置きしています。仮置きして、バランスを見たり、より良い展示とするため場合によってはパネルを作り直すこともあります。
キャプション(展示品に添える説明)も一つ一つ手作りです。キャプションは大きさが異なりますが、全て右側の小さなピンで固定します。
靴を脱いで、展示ケース内のキャプションを設置します。キャプション、ピン、金槌を持ちながら位置を決めているところです。背中から装飾古墳への情熱が伝わりますね。
設営終了です。きれいに整いました。今回、ベースの照明は「白」にしました!
今回の企画展も解説シートを準備しています。今回は千金甲1号墳と小田良古墳の見どころをご紹介しています。学芸員イチオシの見どころを分かりやすくご紹介しています。裏面には詳しい内容も載っていて、子どもから大人まで楽しめますよ。
装飾古墳レプリカをもっと楽しめるように、文様をアップにして、ご紹介しています。同じ文様を探せるかな?地階の装飾古墳室でチェックしてみましょう。見つかるかな~?

以上、学芸員のお仕事紹介~展示設営編~でした。