お知らせ

10名の未来の学芸員が誕生しました!

8月16日(土)に「集まれ!未来の学芸員」を開催しました。

小中学生10名が一日学芸員として、普段の装飾古墳館では体験することのできない、土器の観察、収蔵庫の見学を始め、ミニチュア土器づくり、銅鏡づくり体験を行いました。

真剣な表情で取り組む皆さんの様子をご紹介します。

普段は入ることができない収蔵庫を特別に見学しました。館で展示されていない土器や遺物は、どうやって保存しているのか、保存するときのポイントを学芸員が説明しています。

収蔵庫から持ってきた土器を観察し、資料にまとめている様子です。目視での観察に加え、本物の学芸員同様に計測、記録も行います。
土器の文様は、どうやってつけたのでしょう?縄、貝殻、爪を使って粘土にどのような文様がつけられるか体験しています。
調べた土器について、一人ずつ発表をしています。参加者に土器を見てもらいながら文様や色等の特徴を分かりやすく説明する様子は本物の学芸員さながらです。

粘土を使ってミニチュア土器づくりの体験です。指先を使いながら成形していきます。

作った土器に文様をつけています。
午後からはミニチュア銅鏡づくり体験にチャレンジ!鋳型に薄く粉を塗ります。このひと手間で型から金属が剥がれやすくなります。
鋳型に溶かした金属を流し込みます。
銅鏡を丁寧に磨きます。よく磨くと顔が映るようになりますよ。
一日のまとめとして一人ずつ発表をしてもらいました。
最後に当館館長から修了証の贈呈です。一日学芸員、お疲れ様でした。数年後、本物の学芸員として一緒にお仕事ができる日を迎えられると嬉しいです。