大廻小廻山城(おおめぐりこめぐりさんじょう)・岡山市東区
大廻小廻山城跡は7世紀代に造られたと考えられる古代山城で、岡山市東区に所在します。平成17年3月に国史跡に指定されています。
大廻山と小廻山にまたがって所在し、整然と並べられた列石と版築盛土からなる土塁を周囲3.2kmに渡って巡らせ、3ヶ所の谷部には水門を伴った石塁が造られています。これらの石塁はそれぞれ一の木戸、二の木戸、三の木戸と呼ばれています。
今回、城内及び一の木戸まではたどりつきましたが、二の木戸、三の木戸までは残念ながらたどりつけませんでした。
大廻小廻山城の標高は約200mとそれほど高い位置にはありませんので、その点では鞠智城と似ている気がしました。
写真は
上:城内の様子
中:一の木戸
下:一の木戸(近景)
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