鞠智城シンポジウムが、日本高麗浪漫学会 高麗澄雄記念「第6回渡来文化大賞」渡来文化研究啓蒙賞を受賞しました。

平成21年から開催してきた鞠智城シンポジウム。令和4年度「渡来系技術から見た古代山城・鞠智城」と令和5年度「渡来系技術と古代山城・鞠智城」では、鞠智城の選地・城門・土塁・貯水池・建物・出土遺物などをめぐる朝鮮の百済・新羅・高句麗の状況、渡来系移民の役割を考古学・文献史学・建築史学・土木工学などの多分野から追究し、論点を明らかにしてまいりました。

このシンポジウムが、鞠智城はもとより、日本の古代山城の解明に資するものであると学術的な評価をいただきました。そして、シンポジウムや報告書により、市民・県民の方々に古代山城研究の成果を広くお伝えしてきた実績により、渡来文化研究啓蒙賞にふさわしい取り組みとして評価をいただきました。

受賞の栄をくださった「第6回渡来文化大賞」高麗1300さんと日本高麗浪漫学会さんに御礼申し上げます。そして、鞠智城シンポジウムを育てていただいた研究者、市民・県民の皆さまに衷心より感謝申し上げます。

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