讃岐城山城(さぬききやまじょう)・香川県坂出市・丸亀市
讃岐城山城は、標高462mの城山頂上部分を鉢巻状に土塁・石塁が取り囲んでいます。その総延長は内郭で3.4km、外郭で7.6kmにおよびます。石塁や城門、水門(水口)が残っており、山頂付近にはマナイタ石・ホロソ石と呼ばれる加工された石材が残っています。これらの石材は、城門の礎石と考えられています。
城山は、この周辺では最も高い山で、その山頂からは瀬戸内海や平野部が一望できます。この眺望の良さが、ここに城が築かれた理由の一つと思われます。
城門や水門などは、山頂にある高松カントリークラブゴルフ場の敷地内になっており、見学する際はゴルフ場の方にひとこと見学の旨を伝える必要があります。
写真上:水門(水口)
写真中:城門
写真下:ホロソ石
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