お知らせ

鞠智城跡「特別研究」成果報告会を開催しました

令和6年(2024年)3月10日に開催した鞠智城跡「特別研究」成果報告会には216名の参加をいただきました。多くの方々のご来場、誠にありがとうございます。

今回の会場は熊本大学工学部百周年記念館。熊本大学と熊本県教育委員会の連携を一層深めようと、桜のつぼみが膨らむキャンパスで開催させていただきました。

皆さんにお披露目したフレッシュな成果報告(4本)は次のとおりです。

〇 植田喜兵成智さん(早稲田大学 講師)
 七〜八世紀における新羅の「築城」記事にみる防衛体制の推移
   ―日本古代山城の変化と国際的背景の関係についての試論―

〇 小嶋 篤さん(九州歴史資料館 技術主査)
 国造軍と鞠智城

〇 柴田 亮さん(岡山大学文明動態学研究所 助教)
 鞠智城と菊池川中流域の地域社会との関係解明を目的とした考古学的研究

〇 古内絵里子さん(福山大学 講師)
 日本古代における山城の支配構造
   ―総領制との関係から

小畑弘己(熊本大学大学院 教授)、佐藤信(くまもと文学・歴史館長、東京大学名誉教授)から講評をいただきました。